■SPEデータ形式及びASCII変換について

 WinSpec32では、データを独自のバイナリー形式(拡張子.spe)で保存します。このファイルには、データ本体の他、露光時間等の測定条件が格納されています。WinSpec32上にデータを読み込んだ状態で、File - File Informationにより、それらを確認する事が出来ます。

 データ形式に関しては、

   Program Files/Roper Scientific/WinSpec32/Documentation/Winhead.txt

に記述があります。これは、SPEファイルのヘッダ(先頭4100bytes)情報に関する記述です。

 

 取得したスペクトルデータ等を他のアプリケーションで扱うためにテキストデータに変換したい場合、Tools-Convert To ASCIIを使用します。下の図のようなダイアログが出てくると思います。

 ASCII変換したいファイルは、Choose Filesボタンで選択します。または、WinSpec32上に表示されているデータを変換したい場合は、Get Active Windowボタンを押します。

 ASCII変換後のデータを出力するフォルダは、Choose Output Directoryで選ぶ事が出来ます。

 ダイアログ中央から下までの項目は変換の細かな設定です。詳細はヘルプファイルをご覧下さい。

 設定後、Convert To ASCIIボタンを押すと、ASCII変換が実行されます。