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WinSpec32
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■WinSpec/32のTutorialは、こちら

WinSpecは、吸収、透過、燐光、ラマン、平均寿命分光解析等、用途にかかわらず、データ収集と後処理に便利で使い易いツールを数多く用意しています。
中でもPeak Find, Peak Labeling, Focus Helper, Manual Calibrationは、WinSpecの分光分析技術者向け標準ツールです。WinSpec製品は、以下のような特長も備えています。

Roper社製のCCDカメラ、ダイオード・アレー、InGaAs赤外線検出器の制御
強力なVBベースのマクロ・レコーダー
PIの高速キネティック・モード対応
多くの共通フォーマットでのファイル・エクスポート
頻繁に使われる機能やマクロをシングルクリックで呼び出すツールボックス
試験パラメーターのコントロール
マルチストリップモードに対する強力なイメージング・モードとサポート

WinSpecで最適な制御を:当社のWinSpecソフトウエアは、Roper Scientificのデジタル画像システムや分光分析システムのお客様がお使いのハードウエアの能力を最高に引き出してくれます。WinViewは、センサー・フォーマットやアーキテクチャに関わらす、特製の汎用プログラム・インターフェース(PVCAM)を介してRoper Scientificデテクターを高い信頼度で制御します。センサーの読みとりや同期へのフル・アクセスはお客様のオプションにより提供されます。特長には、ビジュアルベーシックによる自動化、マクロ・レコード、マルチカメラ・コントロール、増強されたファイルの種類やファイル情報、スペクトログラフなどへのサポートを含みます。WinSpec製品は、デテクター/コントローラー、高電圧パルサー、スペクトロメーター、試験用の同期制御など、システムのあらゆる部分でお客様によるコントロールを可能にします。データ採取段階に加え、WinSpecは、キャリブレーション、演算処理、印刷、収集したスペクトラの保存も行います。このソフトでは又、エクステンシブ・マクロ言語、やビジュアル・ベーシック・インターフェースを備え、各種の機能やシーケンスのカスタマイズが簡単に出来ます。生データを昨日のデータと一緒に表示し、そのスペクトラが変わっていない事を確認する事も出来ます。WinSpecは又、各種機能やシーケンスを簡単にユーザーがカスタマイズできるスナップ・イン機能を備えています。

●スペクトロメーターのサポートとキャリブレーション

WinSpecはActon Research SpectraProのスペクトロメーターやAMモノクロメーター、Jobin Yvon のTRIAX、SPEX 270M(改造SPEXモデルも含む)や特注スペクトログラフも完全に制御します。このソフトウエアで、マルチ・グレーティング、マルチ入出力ポート、モーター駆動スリットなどのオプション装置の制御も行えます。スペクトロメーター制御やデテクター操作はWinSpecの独立した機能で、スペクトロメーターと通信中でもデータの収集が可能です。スペクトロメーターの更正も簡単です。ユーザーは、幾何学的な修正を行う為の簡単な3段階の操作をするだけで、グレーティングの各動きについてのスペクトラルな更正ができます。ユーザー固有の構成手順を作る事も可能です。 WinSpecは、ナノメーター、電子ボルト、波数、相対波数、を自動的に変換します。WinSpecは、信頼性の高い更正を、これまでになく精確に、素早く行います。 ステップ&グルー この機能により、多くの高解像スペクトラを広いスペクトル・レンジで「Glue」としてまとめて扱えます。ソフトウエアが自動的にグレーティングを動かし、データを採取し、最終スペクトラムを生成します。

●ステップ&グルー

この機能により、多くの高解像スペクトラを広いスペクトル・レンジで「Glue」としてまとめて扱えます。ソフトウエアが自動的にグレーティングを動かし、データを採取し、最終スペクトラムを生成します。

オンライン吸収スペクトル

この機能を使うと、WinSpecが時間分解分光情報を得る為の入力データ処理を常時行っているお陰でアクティブなストリップやファイルからリファレンス・スペクトラムを選定する事ができます。

●オンライン Y:T

この機能を使い、時間分解分光情報を得る為の8個までのエリアと4個までの数式を定義できます。これは、プロセス解析や診断に極めて有効な機能です。

Thermo Galactic GRAMS/32

(これを使うと画像やスペクトラをSPCファイル・フォーマットでエクスポート出来ます。Zap-to-GRAMSスナップ・インで、WinSpecは即座にスペクトラをGRAMSにアップデートできます。

●リアルタイム処理 

W現象の後にデータを処理する事は常に可能ですが、データによっては、データの採取中にもデータを修正できる事が重要です。このようなデータ処理が出来ると、詞アパラメーターを双方向的に最適化しながら入力データを求める事が出来ます。例えば、パラメーターの調整による影響を受けない多くの特性を持つスペクトラムの変化をモニターする事は困難です。フラット・フィールディングにより、スペクトラムのバックグランド・シェープを弱め、代わりにリアルタイムに近い状態で、ユーザー変更による影響をスペクトラムに与える事が出来ます。WinSpecはデータ取得中に数種の処理操作を用意しています。この中には、バックグランド・サブトラクション、フラット・フィールディング、マルチ・スペクトラ積算、宇宙線の影響除去、ブレミッシュの除去などがあります。宇宙線の影響除去アルゴリズムには、空間的なものとテンポラルなものの2種があります。
   
後処理

WinSpecの後処理表示は、シングル・スペクトラ用途とマルチ・スペクトラ用途に分けて行われます。各スペクトラムは、自動スケーリングとズーミングを伴いながら、各自のウインドウに表示されます。スケーリングとズーミングは又、各ウインドウに特定のスペクトル範囲表示するようにリンクする事が出来ます。一方、マルチ・スペクトラは、直接比較できるように同じウインドウに表示されます。全ての表示ウインドウは波長軸の更正をフルにサポートし、波長更正できるどの単位でも表示できます。マルチ・スペクトラ・データを可視化する為の追加表示も可能です。ユーザー制御による投影とティルトによりマルチ・スペクトラに渉ってダイナミックな現象を最良に表示する3次元「ウオーターフォール(滝)」表示も出来ます。フルサポートの中には、デテクターが集めた画像を正しいグレイ・スケールで表示する事も含まれます。
この機能は、デテクターが一つのイメージングキャパシティ内で使われている場合に便利なだけではなく、WinSpecの多くの機能に組み込まれて、スペクトロメーターの実焦点面を撮影するカメラとしてCCDデテクターが使えるという便利さを生み出しています。これらの機能により、スペクトロメーターに対してデテクターの回転位置やフォーカスをチェックしたり、CCD上にストリップスを配置したりできます。

ユーザのソフトをエクステンションとして受け入れ可能 

WinSpecソフトウエア・パッケージは、お客様が書いたり、コンパイルしたソフトウエア・モジュールを取り込む事が出来ます。これらのモジュールはダイナミック・リンク・ライブラリ(DLLs)としてアクセスされ、PIデテクター・システム制御用カスタム・ソフトウエアを書くプログラマーに、簡単なコマンド・セットとして与えられます。内蔵機能がハードウエアのコンフィギュレーション、高速データ通信、大容量メモリーの管理を司り、特注のWindowsソフトウエアの作成を助けます。Automationにより、Microsoft Windows Automation企画をサポートするビジュアル・ベーシックや他のアプリケーション言語、例えばMicrosoft ExcelやMicrosoft Wordで書かれたプログラムによるWinSpecの制御を可能にします。Automationをサポートする各アプリケーションでは、その方法が外部プログラムと呼ばれるようにオブジェクトへのエントリー・ポイントを用意します。Automationプログラムは、スタンドアローン・プログラム(executables)又は、ダイナミック・リンク・ライブラリ(DLLs)として書かれればよいのです。DLLユーザー・プログラムの利点は、WinX/32がそれ用のメニュー・アイテムとツールバー・ボタンを自動表示してくれる事です。このようにWinX/32により改良されたDLLユーザー・プログラムは「Snap-Ins」と呼ばれます。プログラムを簡単に作るには、Visual Basic executableを書くのが最も簡単です。