極微弱光用ＣＣＤ検出器「PIXIS」　分光器・検出器・CCDのテレダイン・ジャパンプリンストンインスツルメンツ

　ＰＩＸＩＳ（ピクシス) シリーズ
極微弱光用　世界最高級電子冷却ＣＣＤ検出器

コンパクトなボディに－80℃完全電子冷却（水冷補助不要）の低ノイズCCD検出器です。
107ｍｍ(直径)×164ｍｍ(奥行き)のコンパクトボディに、2MHzと100KHzの2つの16ビットAD変換機とエレクトロニクスを内蔵し、シングルボディから USB2接続によるデータ転送、データ解析処理を実現しました。素子フォーマットは1340×100、1340×400、512×512、1024×1024、2048×512、1024×256、2048×2048素子で、7機種27種類の世界最高級CCD検出器です。量子効率グラフに示される感度分布のほかに、可視域での量子効率を損なわない有機材のUVコーティングも可能です。
新型バックイルミネイト型＋エタロニング対応デバイスの“eXcelon”は、広域検出で最適なパフォーマンスを提供する画期的新デバイスです。

●	豊富なCCD素子のラインナップ	●	USB2.0インターフェースノートパソコンからもコントロール可能（Plug & Playにより簡単に装置を認識します）
●	メタルシールド技術によりライフタイムバキュームで－80℃を達成	●
●	Dualアンプを低ノイズモードと高容量モードを切り替えて広いアプリケーションの適用	●	微弱光ラマン分光・蛍光発光分光の用途に最適

用途に応じた効率の選択と6段階の測定ゲイン設定

デュアルランプ

PIXISシリーズは、高量子効率に加えて、ある特定の波長領域のARコートを適用することでさらに感度の高い製品を選択可能です。また微弱光用に高感度モードと吸収測定等向け高電荷容量モードをソフトウェアにて切り替えられる仕様になっています。
さらに各モードでゲイン設定が3段階ありますので微弱光のみのときと、微弱光と大きなピークの混在する場合の両方をより高いS/Nで測定できます。

PIXS仕様一覧

分光分析用
Model	Imaging Array	Sensor Type	Pixel Size	Dark current e-/p/sec
100F	1340x100	F/I	20 x 20 µm	0.0008
100B_eXcelon	1340x100	B/I	20 x 20 µm	0.001
100B	1340x100	B/I	20 x 20 µm	0.001
100BR eXcelon	1340x100	B/I / DD	20 x 20 µm	0.03
100BR	1340x100	B/I / DD	20 x 20 µm	0.03
400F	1340x400	F/I	20 x 20 µm	0.008
400B_eXcelon	1340x400	B/I	20 x 20 µm	0.001
400B	1340x400	B/I	20 x 20 µm	0.001
400BR_eXcelon	1340x400	B/I / DD	20 x 20 µm	0.03
400BR	1340x400	B/I / DD	20 x 20 µm	0.03
2KB_eXcelon	2048x512	B/I	13.5 x 13.5 µm	0.001
2KB	2048x512	B/I	13.5 x 13.5 µm	0.001
2KBUV	2048x512	B/I UV	13.5 x 13.5 µm	0.001
256E	1024x256	F/I OE	26 x 26 µm	0.003
256BR	1024x252	B/I OE	26 x 26 µm	0.2

画像解析用
Model	Imaging Array	Sensor Type	Pixel Size	Dark current e-/p/sec
1024F	1024x1024	F/I	13 x 13 µm	0.0002
1024B_eXcelon	1024x1024	B/I	13 x 13 µm	0.0004
1024B	1024x1024	B/I	13 x 13 µm	0.0004
1024BR_eXcelon	1024x1024	B/I DD	13 x 13 µm	0.02
1024BR	1024x1024	B/I DD	13 x 13 µm	0.02

F/I - Front Illuminated、 B/I - Back Illuminated、 DD - Deep Depletion
UV - UV Enhanced、 OE - Open Electrode

量子効率グラフ

英文データ　Princeton Instruments