生体深部イメージング (in-Vivo)
一般的には可視域のIn-Vivoイメージングが主流ですが、近赤外光を使用することによって、組織表面からの光散乱バックグランドノイズが減ります。 その結果、分解能(解像度)及びコントラストが向上し、組織の奥に入りこめることにより、組織の奥を検知することが可能です。
近赤外域の吸収は、(例えば水のような)吸収バンドが近赤外スペクトルをもつ分子の定量化に役立つ手法であるので、近赤外領域で発光をもつ蛍光組織分子に有効です。
<システム構成>
検出器:NIRvana640
光源:近赤外レーザー
プローブ:CNT,Ag2S,PbSなど
測定系:顕微鏡(IR)
制御系:PC、ソフトウエア
参考論文:Guosong Hong, Jerry C Lee, Joshua T Robinson, Uwe Raaz, Liming Xie, Ngan F Huang, John P Cooke & Hongjie Dai, (2012), Multifunctional in vivo vascular imaging using near-infrared II fluorescence, nature medicine.
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