顕微分光システム
分光測定により対象となる物質の物性に関する知見を得る事が出来ますが、さらに微小部分の局所的分光を行う事が、顕微分光の目的です。この分光システムは、各種顕微鏡と組み合わせて顕微分光システムを構成する事が可能です。弊社システムでは励起シャッター、サンプルステージ等を制御するソフトウェア(SnapIn)を用意しています。このソフトウエアは、サンプルの位置を電動ステージでスキャンしながら自動的にスペクトルを測定する事が出来ます。さらに測定したスペクトルから注目する情報(スペクトルのピーク位置、バンド幅、ピーク強度等)に関するⒷマッピング画像を作る事が出来ます。
正立顕微鏡を用いた場合の顕微分光システム例
倒立顕微鏡を用いた場合の顕微分光システム例
<システム構成>
検出器:PIXIS,PyLoN 、ProEM
分光器:IsoPlane SpectraProシリーズ
光学系:顕微鏡(正立、倒立)ファイバ(正立)
制御系:PC ソフトウエア (ⒷマッピングSnapIn) |